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Channel: 建築エコノミスト 森山高至「土建国防論Blog」Powered by Ameba
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新型コロナウィルスにおける建築的考察⑭

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さて、ここまで病院建築と空間。感染症と細菌、ウィルスの空間内での動き。細菌やウィルスの空間内からの駆除や消毒。についてみてきました。 新型コロナウィルスの空間での動きですが、まず咳やくしゃみで飛び出してくる。大声や相対しての会話でも感染の可能性がある。それを飛沫感染といいます。 だから、飛沫はガードする。 ひとまず応急措置としてのビニルの吊り下げは有効でした。 しかしながら、POP用のスタンドで工夫したり旗竿にラップだったりと、お店の方々の涙ぐましい努力。 でも、そのうちビロビロに垂れたり剥がれたりしてくる。 ならば、これらは、街の大工さんや内装業者さん展示会ブースの設置会社さん、建築・建設会社さん、設計士さん達、建築専門家で、パーティション設置工事をしてあげてほしい。 合成写真にしてみました。こんなイメージです。 スーパーに限らず、あらゆるカウンターでのやりとりはイミグレーションのようにパーティション越しにせざるを得ないでしょう。不特定多数に接する対応する掛かりの方の恐怖を和らげてストレスを解消してあげる必要があります。 そして空気中に出たウィルスは粒子が小さすぎて見えないが、空気中に雲のように、2~3分間しばらく漂っている。これはどうするのか? レジの前に飛沫防止のビニルはありますが、スーパーのレジ前はまだこうですよね。 一般的な食品スーパーのプランレイアウトを想定してみましょう。 だいたいのスーパーは、入り口から入って、特売品から青果や果物、そして日配(にっぱい)といわれるお豆腐とかもやしとか生麺コーナーを経て、鮮魚から精肉、そして卵から乳製品、パン、総菜といった流れで組まれていますよね。 で、商品棚は、粉もの、乾物、調味料、インスタント・レトルト食品、お菓子、冷凍食品、ドリンクに酒類といった感じでしょうか。 で、レジ前でついつい買い物かごに入れたくなるようなお徳用和菓子やケーキ、雑誌を経てレジという動線が組まれています。 通常は、なるべく続きをみる

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