宮崎で盗伐?というニュース、
昨年の時点で国会でも問題にされていたようなんです。
が、あまり大きな話題になっていなかった。
徐々に報道されるようにもなってきましたが…
盗伐防止へ履歴「見える化」 スギ流通QRコード管理 丸太生産日本一 宮崎県が全国初導入
所有者に無断で木を伐採する「盗伐」に悩む宮崎県は新年度から、QRコードで木材の生産履歴情報を一元管理する実証実験に取り組む。
同県は日本一のスギ丸太生産地。
どの業者がどの山でどれぐらい伐採したかを追跡できる仕組みで抑止につなげる。
林野庁によると、都道府県主導の木材のトレーサビリティー(生産流通履歴)制度は全国初という。
森林所有者や伐採業者は事前に市町村へ「伐採届」を提出することが義務付けられており、問題がなければ適合通知書が交付される。
宮崎県はスギ丸太生産量が1991年から全国1位だが、近年は許可された範囲以上の伐採や書類偽造など、違法行為が相次いで発覚。
いったん流通すると、合法的に切り出した木材との区別が難しく、行政のチェック態勢強化を求める声が上がっていた。
実験ではモデル地区を設け、自治体や林業関係者らが協議会を設立する。自治体はQRコードの入った適合通知書を発行。
伐採から原木市場、製材工場、工務店まで、各段階で流通履歴をデータ入力していく。
所有者らが異変に気づいた場合、QRコードで確認すれば業者名から伐採場所、面積、樹種、切り出した量、在庫量などがすぐに判明する仕組みだ。
県は新年度一般会計当初予算案に関連費1千万円を盛り込んだ。実験後、自治体や宮崎大農学部などが効果を検証する。
宮崎では、戦後早くから植林が進んだことに加え、温暖な気候で成長が早く、多くの森林が全国に先駆けて伐採期を迎えている。
県山村・木材振興課みやざきスギ活用推進室は「流通履歴を『見える化』し、行政や林業関係者が互いにチェックすることで盗伐がやりにくくなる。
将来的には県全域に広げたい」と話している。
記事引用ここまで
ふ~ん、なるほど、盗みを抑制させるために、一本一本の木に、タグかチップか付けて管理して対策ね、
ふ~ん、、ちゃんと対応してんのね、ってこの記事をパッと見ただけでは思ってしまう、むしそう思わせるように書いている。
ちょっと待て、この記事、ほとんどの人が林業とか山のこととか知らないから、
適当に綺麗事書いておけばいいだろ?って、
しかも、盗伐を取り締まるのではなく、「QRコードで管理する実験」をおこなう?
所有者らが異変に気付いたときにQRコードで確認すれば…って、
所有者らが異変に気付いたときっていうのは盗まれた後なの!しかもそのQRコード誰がどうやって付けるんだよ?
一本一本の樹に山の中に入ってつけるのか?その費用はどうするんだ?
それに盗んだ後そのコードなんか剥がせばいいだけでしょ?
万引き犯人がタグ切って質屋やブックオフに持って行かれたら終わりでしょ?
なんで、万引きの現行犯で捕まえないんだ?
って疑問なんです。
当然、盗伐なんてやってたら、即、その場で逮捕!って思いますよね。
ところが!その山の持ち主が、盗伐の現場を目撃して!こらー!!何やってんだ!って警察に通報しても、
警察はなんにもしないんだそうなんです。
この件で現地に取材をされているジャーナリストの横田一さんの動画があります。
【横田一の現場直撃】宮崎の盗伐/愛媛、大洪水の原因 20181211
横田一さんといえば、
今村復興相に原発事故の「避難者は自己責任!」と言わしめ、
小池都知事の希望の党を、「排除」で瞬殺せしめたという意味では、
あの圧政で民を苦しめた始皇帝暗殺で中国の歴史に名を残した荊軻も真っ青という、
小池百合子の首相への野望を粉砕したという意味では張良、
本人自らの言葉で鉄槌を小池の乗る車に投げつけたという意味では滄海力士、
一人二役で実際に希望の党を雲散霧消させてしまったという実績をもつ正真正銘のアサシン。
とまあ、私はネットのニュース番組でお目にかかったことがありまして、実際にお会いすると理系の研究者か、
気の良いエンジニアって雰囲気なんですが、
なぜか、メディアに登場すると、サングラスかけられています。
その横田さんから、盗伐の現場の状況を教えられたんですけど、この山の上にある重機と転がっている丸太。
これ、全部、他人の山に勝手に入って樹を切ってるところなんだそうです。
実際に、盗伐団と出っくわしているそうなんですが
樹を勝手に切るだけでなく、搬出するための道路まで、勝手に作っている。
他人の山なのに。
で、現行犯で警察呼んでもなにもしてくれないそうなんです。
なんで!って思いますよね。
実際に山の持ち主の方に私も会ったのですが…
犯人が「間違って切ったものであって…、無断で切る気もなかったし…」といえば
ああ、
間違って切ったのじゃったら、そらてにゃわんねえ。
悪気はなかったんだから。
じゃあいうわけでおとがめはなしだね。
ということで、リリースなんだそうです。
はあ?って、アゴが外れそうになるくらいに、驚きました。
つづく