築地市場移転における豊洲の問題がだいたい理解できたら、
次は、市場機能と空間と制度の話しです。
ものづくりに携わる人もそうでない人も建築設計者なら大変興味深く読めると思いますし、
一度、築地市場を見学してみよう!と思うはずです。
築地再生計画はじめましたシリーズは、都知事選挙で小池百合子さんが知事になった直後の2016年の8月から始まり、
私が市場問題PTの委員を経て、このPT会議運営の欺瞞に気づきはじめた2017年の1月より再開し2月まで連載したものです。
市場建築はどうあるべきか?過去から現代へ解説
80年前の横河工務所から現代の横河建築設計事務所が登場
石巻魚市場と水産業の未来
HACCPは水産施設でどう考えるべきか
漁村総研とは?築地を知りたいなら必見
映画「築地ワンダーランド」とテオドル・ベスターさん
東京の都市計画と環状2号線の解説
2016年9月小池知事は築地移転の延期を発表されました。私は市場問題PTの委員に任命されました
築地市場の現地での再生計画は30年前から構想されてました。
バブルの頃なので、デザインはなんとなくポストモダン建築の磯崎新風です。
築地再生計画の変遷について
昭和50年代から時代の雰囲気を反映した築地市場の再生計画デザイン
築地市場を詳細調査された建築家
環境システム研究所の建築家原田鎮郎さん、伝説巨人菊竹清訓事務所出身
築地市場の空間流動調査記録を見てみよう
空間の冗長性を持たないと、築地のような市場は成立し得ない
築地市場の居ながら施工計画は練られていた
真の建築家の役割について、大高正人さんも参照
これまでの、築地再生計画についての問題点を分析
築地市場は空港モデルで解くしかない。ゲルカン・マルク登場
築地市場の人と物の流れを再分析
再生計画の中止にいたる間違った判断
築地市場の重要な空間機能が「茶屋」です。
流動する空間の心臓・肺胞、循環器の茶屋機能を忘れて計画しては市場機能しません。
このシリーズの最重要記事。築地は生き物
有機的建築とは何か?フラクタルとはカタチだけをいうのではない
築地市場の配置計画を昔に戻せば機能する
列車からトラック輸送に変わったけれど空間構成は同じ
真・築地市場、築地はこうしてリニューアルする
やはり、青木茂先生の力が必要かな、、ということで、この頃、東京都に青木先生を委員推薦
以上
築地市場の機能と意味と空間構成への解説です。
これで、築地市場移転問題のベース知識が入ると思います。