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Channel: 建築エコノミスト 森山高至「土建国防論Blog」Powered by Ameba
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築地再生計画はじめました⑪

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築地市場の機能をプラン的に突き詰めていくと”空港に似る”。
しかしながら、ただ単に駐機台数を増やすと直線的に伸びていって、
移動距離が長くなって、乗り換えに不便な空港が出来あがってしまう。
 
そこで、
ゲルカン&マルクが設計したドイツのベルリン・テーゲル空港を参照してみようということでした。
 
平面図はこうなっています。
 
 
六角形のリング、上図では右下にあたるところが、ターミナル入り口で、アプローチの道路も六角形に沿うようにグルリとループしています。
 
 
なるほど、、、
 
こうなっている。
 
 
で、築地の方を見てみますが、
 
たとえば、、昔の築地に旅客機を並べてみました。
 
 
なんか、空港としてもいけそう。
ていうか、まんま空港と同じ空間デザイン思想で出来ていた。
 
 
動きも、このような流れになっていた、、、かつては。
 
 
それが、今ではこうなっている。
動きがせき止められている。
 
 
なので、建て物内の大通路が大変な混雑。
荷受けのスペースと導線が迷路。
 
ここです、解決しなきゃならんのは!
 
老朽化しているから使えないのではなく、新旧の建て物が無秩序に増築されている。
結果、通り抜けが出来なくなっている。
 
なんで、そんなことになっているのか?
ちょうど、今、そのあたりの資料をひもといています。
 
つづく
 
 
 
 

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