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Channel: 建築エコノミスト 森山高至「土建国防論Blog」Powered by Ameba
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シン大阪・関西万博へ⑩

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大阪・関西万博のチェコ館が地下を2.5メートル以上掘ってしまっている。そして、それは万博の謎ルール「地下を掘るな」に抵触してしまっている問題の続きです。寸法を確認してみましたが、3.8メートルが地下の床までの深さでした。そして、それだけじゃなく地下にトイレがあるので、汚水槽がその下に必要。そして、汚水槽の点検のためにも一定の深さ、おそらく2メートルくらい、は必要だから、結果5メートル以上は掘ってしまうことになる。大阪万博、レギュレーション違反、確定です。※下記は一般的なビルピット(汚水槽)の断面図です。汚水(し尿や生活排水)をいったん貯めて、ポンプアップして圧送する。汚水槽の大きさもトイレの数で算定できるのですが、チェコ館で20便器ありますのでおそらく、チェコ館の汚水槽の大きさは2万リットル以上は必要なんじゃないでしょうか、2万リットルとは20トンくらいですから汚水槽の水深が1メートルキープならば20㎡分くらいは必要。また、万博イベントでの使用人数のことも考えれば、さらにもっと必要になると思いますよ。 つまり、下記のようにパビリオワールドの地層で、盛り土層はぶち抜いて、粘土層に入ってしまう。当然、地下水位以下ですから防水工事も大変。そもそも地下5メートル以上掘ってしまっているから、浮き基礎どころか、想定以上の浮力が生じてしまう。大変です。他の国のパビリオンはどうなんでしょうか?まだ、正式な提出はないんですが、各国ともに国内コンペでデザイナーを選んで、パビリオンデザインの発表が始まっ続きをみる

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