大阪万博の解決策を書くつもりで連載中のこのブログですが、毎日毎日、次々と新しい情報というかネタ、お笑い草が報道されて、一向に本題が進みません。本日は、こんなニュースをキャッチしましたよ。 万博建設費「金額出れば精査する」 2300億円案 大阪・吉村知事:朝日新聞デジタル 2025年開催の大阪・関西万博の会場建設費をめぐり、日本国際博覧会協会(万博協会)が約450億円増の2300億円程度の上ぶれを見積もっていることについて、大阪府の吉村洋文知事は25日、「協会から正式…www.asahi.com 万博の2300億円を超えてくることが確実で、それを吉村知事が精査するそうです。そうかあ、精査するのかあ、できるんかいな。建築工事でゼネコンが出してきた見積を素人の施主が精査する、なんて聞いたことがないんですけどね。普通は、設計事務所が施主の委任を受けて精査する(適正かどうか、数量や単価が合っているかどうか)のですが、大阪府はそういう万博建設に関するコストのアドバイザーを誰かに委任しているんですかね。していなくて、吉村知事が自分でやるとなると、精査というより素人なのに強面業界の人達のやり方「なんぼか負けろや!半値八掛けにせえや!」と脅すことぐらいしかできないと思いますが、大丈夫ですかねえ。その一方で、各国は勝手にやる気満々です。 中印豪仏がパビリオン概要説明 自前で建設も 万博サミット2025年大阪・関西万博の関連イベント「公式参加国共創サミット」が25日、京都市伏見区の醍醐寺であり、中国、インド、オーストラリア、フランスの総領事が自国パビ…www.sankei.com 協会は各国に対し、参加国が自前で建設する「タイプA」に代わり、協会が建設代行する「タイプX」への移行を促している。なんと!「間に合わないから、プレハブ建売に入居してほしい。」という日本側の申し出を、各国でタコ蹴り、一蹴しました。面白ええ!!独自建築とデザインにこだわる!それでこそ万博です。ま、当然といえば当然、万博のパビリオンってそういうものですから。それを、「タイプX」とかっているプレハブ建売にしなきゃいけなくなってる今回の開催側に問題があるのです。チェコに続けー!!ってことで、各国はもう、思いっきり斬新かつ勝手し放題のデザインを出してくるんんでしょうねえ、恐ろしいです。きっと、ゼネコンは手じまいの準備に入っているでしょうし、万博協会も冷えまくっていると思いますよ。なんでかっていうと、先日のチェコパビリオン、提案が出てきてよかったね。相当難しいけど大丈夫?という感じだったのですが、そのときに、イメージCGとかだけで、建物の平面図とかなかったですよね?だから、建築としていかがなものか、私にもわからなかったんですよ。ところが、図面を入手してしまったんです、私。なので、吉村知事もするなり精査とやらも、私もしてみようかなと思います。チェコ館ってこんなイメージでした。これは、ガラスの蛇がトグロを巻いている状態なんです。横からみたときの絵です。で、平面図を入手しました。ほう、1階は円形なんですね。2階も円形で、螺旋のスロープが外に巻いてい続きをみる
『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』