築地市場の移転が延期されて大騒ぎしていたのは2016年のことでしたね。
あれから2年を経過しようとしていますが、本当にいろんなことがありましたね。
新国立競技場問題にまさるとも劣らない
いや、むしろ
新国立競技場問題以上に大きな問題を孕んでいる。
日本の現在の状況を反映している
日本の公共事業の問題を象徴している問題んじゃないかと思います。
で、私の見解としましては、
小池都知事は今年の10月11日に移転します!と無根拠に言ってるけれども、
結局、移転はすぐにはできない。
やっぱ、再度延期します!って言い出すんじゃないか?
結局、再度延期するしかない!って分かるんじゃないか?
もはや、延期をどうやって言い出したらいいのか、悩んでるんじゃないか?
そう思わざるを得ないんです。
なぜなら、そもそも、昨年の12月に「移転を決めます」の小池判断に中身がなかったからです。
その辺は追々また解説するとして
今、一番ホットな話題。
といっても、都市計画や土地や不動産や建築や海洋の環境問題、そういったものに関心のない方々からしたら、
なんのこっちゃ?と
なにが問題やねん?と
分からへんねんと、そうかもしれない。
だから、もうええやん、と
環境やら行政手続きやら法律やらに関心のない、知識のない人だったら、知らなくても、分からなくても、まあしょいうがない。
築地市場と豊洲市場の魚がどうした、刺身がどうした、
豊洲市場の屋上でたこ揚げしてみた、敷地周囲の公園が気持ちよかったな・・・
その程度の関心なら、やむを無いののですが
同様に、小池都知事もその程度の認識だったらしいんですが
そんな、普通のオジサン、オバサンにはちょっと特殊な話題
特殊な言葉、
それが「遮水壁」です。
なんか、聞いたことがあるようなないような、
聞きたくないような言葉、「凍土壁」というのもあった。
なんか、すっごく大変な場所で使われて、結局うまくいかなくて外資系企業にボッタくられたヤツです。
「遮水壁」と「凍土壁」、これは同じ役割を目指したものです。
が、
外資系でなく、日本の大手企業、スーパーゼネコン等がやった工事なんですけど、
もしかしたら、ここでもボッたくられてるかもしれない。
当初の性能が発揮できていないかもしれない。
そんな問題が先週発覚しているんです。
なんだろう、この話し。
なんかヤバそう、そう考えるのが普通のことなのですが、、、、
小池都知事はどうやらまったく事態を理解出来ていないみたいなんです。
つづく
遮水壁図面はこちら