鉄骨工場を舞台としたマンガの原作を昨年からやっておりますが、
どんどんラフが上がってきております。
以前よりお付き合いのある三和建設の森本社長のご紹介により
大阪は西成区の株式会社オオノさんの工場見学に行ってまいりました。
精力的に取材中の氏房さん。
株式会社オオノさんの工場はマンガで設定しているMグレードの工場ですが、
なんか雰囲気も私が原作で考えていたとおりの感じなんですよね。
溶接作業の具合も見せていただいています。
工場長の小西さんより丁寧なご説明をいただいております。
が、凄いことが起きたんです。
見学時に顔の前にかざしている溶接の火花の光から目を守るためのこの溶接面なんですが、
氏房さんが使わせてもらった後に僕が手に取ろうとしたら、、
えっ?垣本さん?まじ!?
なんでー!!っと氏房さんも私も背筋が!!うわ!!
あり得ん!神が降りた!って思いました。
垣本さんっていうのは、マンガの中で溶接技術に優れたベテランのおっちゃんとして、
風間金属工業の重鎮として登場させているキャラクターなんです。
なぜ?垣本さんがリアルにいるんだよー!
そもそも、垣本さんというキャラは、私が好きなUインターで活躍していた格闘家の垣原賢人選手(現ミヤマ仮面さん)のお名前をもじって付けたものなんですよ。
偶然、見学に行った鉄工所で借りた溶接面が垣本さんのものだとは!!
凄い!ミラクル!!と興奮してしまいました。
こりゃ、クルんじゃないか!と氏房さんとも盛り上がっておりました。
鉄骨マンガ鋭意製作中ですので楽しみにしておいてください。
一方、木造マンガも一昨日最終話のラフが届きまして、現在チェック中です。
そっちも面白いですよ。
チェック終わり次第途中経過をまたご紹介したいと思います。
アカネのお供のロボ犬のコルビーがついに伝統和風内装を
練成してしまってます。
で、木造、鉄骨とくればRC造も必要ですから、既に構想を始めました。
題して「浪速人情打ちっ放し道」です。
俺の大好きなさだやす圭先生の主人公みたいな豪快な伝説の工事監督が、
ふと通りかっかった工事現場のコンクリート打ち放しの出来の悪さに大激怒
そこの現場の設計者であるなよなよ君を鍛え上げていくというお話です。