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大正ロマンの原宿駅は取り壊してはダメです①

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ビックリするニュースが飛び込んできました。

原宿駅建て替えへ 東京五輪までに 現駅舎の保存は未定
朝日新聞デジタル

 JR東日本は8日、山手線の原宿駅(東京都渋谷区)を、東京五輪のある2020年までに建て替えると発表した。近くに五輪会場の国立代々木競技場があり、混雑が見込まれるためだという。
 JR東によると、現駅舎は1924(大正13)年に建てられた。洋風の木造2階建てで、都内の木造駅舎としては最古とみられる。
 14年度の1日の平均乗車人数は約7万人。駅構内の通路が狭く、近くでコンサートがあると駅を入場規制する日もあり、五輪に向けて建て替えを決めた。
 新駅舎は現駅舎の南西の隣接地に線路をまたぐようにつくる。ホームを一つから二つに増やし、東側にしかない出入り口を西側にもつくる。乗客の使うスペースは2倍になる。
 現駅舎を取り壊すかどうかは、まだ決めていないという。JR東の冨田哲郎社長は「地元の皆様や渋谷区の意見もうかがい、検討したい」と話した。工事は早ければ今年中に始める。(石山英明)


http://www.asahi.com/articles/ASJ685JVBJ68UTIL02W.html

原宿駅を取り壊すかも?東京オリンピックに合わせて?
いやいやいや、逆でしょう。
東京オリンピックに合わせて、明治神宮の最寄り駅としてむしろ原宿の顔にしなきゃでしょう。

いったい何を考えているんだと!
なんで、原宿駅に目をつけるんだと!
確かに、古い建物ではあるが、古いからこそいいんですよ。

原宿駅といえば1924年(大正13年)に竣工した木造建築で都内で現存する木造駅舎で最も古いといわれているものですよ。


以前、新国立競技場問題のときに再確認したように、この表参道はじめ明治神宮外苑周辺は特別な場所なんですよ。

そして!この原宿駅舎は太平洋戦争のときにも空襲で爆撃され、直撃弾があったものの、奇跡的に不発で奇跡的に消失をまぬがれたという、本当に貴重な建物なんだ。


それを、なぜ、わざわざ壊す。
まだ壊すと決まったわけではないようですが、油断してはいけません。
壊しかねない。

まだ記憶に新しいですが、関係者というのはペーパーが出ると、自動装置のように、ロボットのように、思考停止して前に進めることしか考えなくなります。

設計図が未完成なままで、計画推進を焦ったJSCのように。
旧国立競技場のように。

もし、新国立競技場計画白紙撤回が決まったときに、旧国立を解体してなければ、壊してなければ、保存再生、再活用だって真面目に検討できたんですから。

原宿駅だって、ここで解体を阻止せねばなりません。
なぜなら!

新原宿駅と称する計画案はこんなシロモノだからなんですよ。

はあ?
イオンモールですか?これ?


オフィスビルのエントランス通路ですか?これ?

いや、これはない。
なさ過ぎる。

誰がこんな適当なCG作ってんだろう。

どうせ、鉄骨ALCにアルミルーバー、スパンドレルとかで、安っぽい、どこにでもあるような、郊外型FC店舗みたいな絵を描きやがって。

大バカ野郎。

かつての、朝まで生テレビの大島渚監督にように怒鳴りたい。

バカ野郎!バカだから言ってんだ!この大バカ野郎!

今の、素敵な、ちょっと牧歌的な、かわいい、大正ロマン風味の、洋館的意匠が、原宿の顔なのに。


確かに、元々の想定以上に原宿には大勢の人々が集まるようにはなった。手狭である、というのも分かる。

それと、立て替えとは話が別なんだよ。
新築キチガイめ。

平面計画はこうなっている。

この原宿駅計画はぶっ潰すことに決めました。

続きはまた書きます。



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