発売中の「ユリイカ」
2013年3月臨時増刊号 総特集=世界マンガ大系
現在進行形の世界のマンガジャンルの表現が、
どこに向かっていこうとしているのか。精力的な記事の数々です。
フランスのバンド・デシネの巨匠
ブノワ・ペータース氏とフランソワ・スクイテン氏と
大友克洋先生や浦沢直樹先生の対談記事も興味深いですよ。
『ユリイカ 2013年3月増刊号』総特集☆世界マンガ大系
その中で
ペータース&スクイテン作の「闇の国々」についての評論を書きました。
題して、都市的な背景
『闇の国々』における都市と建築群が意味するもの
です。
「闇の国々」には近代建築の都市が数多く登場するのですが、
特にアールヌーヴォー期、アールデコ期の建物と計画案を
物語の背景として効果的に使ってあるのです。
そこらあたりのことを書きながら、現代の都市論など織り交ぜ
日本のマンガについても評論しております。
その内容は、もちろん「ユリイカ」誌ですので、
ゴッリゴリのハイブローです。
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ユリイカ 2013年3月臨時増刊号 総特集☆世界マンガ大系
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