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Channel: 建築エコノミスト 森山高至「土建国防論Blog」Powered by Ameba
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大阪万博どうすればいい⑬

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大阪万博が大ピンチって、今日もニュースでやっていますね。日刊ゲンダイさんの新着記事もありました。 大阪万博は自前パビリオン続々撤退…“プレハブ建て売り”に舵でも工事が間に合わない根拠|日刊ゲンダイDIGITAL 日本維新の会が腕まくりで誘致した2025年4月に開幕予定の大阪・関西万博は、簡素化がずるずる進みそうな気配だ。...www.nikkan-gendai.com「タイプX」は建設の遅れをカバーするため先月半ばに登場したニュータイプ。平たく言えば、プレハブの建て売りだ。万博に参加する約150カ国・地域のうち、56カ国・地域が「タイプA」を希望していたが、建設工事に必要な「基本計画書」を大阪市に提出したのは韓国、チェコ、モナコの3カ国にとどまっていた。とのこと、記事中で私もコメントしていますが、プレハブにしようが3Dプリンターにしようが人力にしようが、建物は一定の強度をもって堅固な基礎に乗っていなくてはならず、その基礎は支持地盤に支えられてなくてはならないので、費用や工期がプレハブだからといって下がるわけでも、早くなるわけでもありません。ちなみに、タイプAのエントリがないないと騒いでいますが、私の友人で欧州で活動している建築家によれば「最近、国のパビリオンのデザインコンペが終了して、うちの関連会社で決まったよ、そろそろイメージ図できるんじゃない?ただしどこで施工するのかは知らないけど、日本側で準備してんでしょ?」という回答でした。えーっと、つまりですね、どういうことかというと、ちょっとギリギリかもしれないけどパビリオンのデザインは決まってきてるよ!とい続きをみる

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