えー、大阪万博どうすればいいのか、それを書こうとしているのに、毎日毎日、アホなニュースばかり、まったく解決に結びついていない。 万博海外パビリオンを「3Dプリンター」で 複数国から相談、兵庫のメーカーに2025年大阪・関西万博の海外パビリオン建設準備が遅れている問題で、3次元(3D)プリンターによる建築に熱い視線が注がれている。日本初の3Dプリンター製住宅を…www.sankei.comこれもそう。確かに3Dプリンターによる建築は、今いろいろな試みが続けられている面白い技術ではあります。しかしながら、現状、小規模かつ、法的な制限も受けるカタチで進んでいる状況であり、万博のパビリオンそのものを建設するところにまで至っていない。万博のパビリオン内で、その技術的チャレンジをプレゼンすることはできるでしょう。なぜなら、今現在の万博パビリオンの抱える問題は、資材の高騰や人手不足もありますが、その根本的問題は、やはり軟弱地盤による基礎工事問題。そのときの支持地盤までの深度50メートルに及ぼうかという杭、その後の引き抜きという制限。じゃあ、直接基礎で地下空間で浮力を得ようと考えた場合でも。夢洲は廃棄物や浚渫ヘドロの最終処分場であったことから地下水にPCBやダイオキシンなどの汚染物質等が流れ込んでいる可能性から、埋め立ての最後に載せた盛り土の厚みが沈み込んで3.5メートルほどしかないため、表土を2.5メートルしか掘らせない、という制限。この二つが根本的大問題なんです。つまり、大阪万博の問題というのは、これまで何度も繰り返したように、 1.リーダー不在。万博協会に専門家なく、プロデューサーは顔も見せない。2.建設業界の人手不足、資材高騰による工事金額の青天井3.2024年の働き方改革、5年猶予の建設業界でも残業規制が始まる4.海外パビリオンに対する計画の説明不足。英語の日本の建築法令集もない。5.搬出入の交通の便が悪すぎる。夢洲までの道路事情に渋滞が発生する。6.施工環境が悪すぎる。周辺に食事する場所も買い物も泊まれる場所もない。7.埋め立て地盤が軟弱過ぎる。まだ埋め立てたばっかりで沈下の恐れ8.軟弱地盤への杭工事問題。支持地盤まで50mで会期後は引き抜けの指示。9.軟弱地盤での掘削問題。直接基礎で浮力を得るほど深く掘れない指示。10.最終処分場ゆえの汚染物続きをみる
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