いやあ、万博のパビリオンの建設で、杭がヤベーは常識になってきました。そして、各国のパビリオン建設において日本の法令集の英訳版も配布していないという事実。万博協会はおもてなし力がゼロ。円滑な開催に向けてやるべきことをやっていない、どころか、円滑に進まないようにしている数々のトラップ。ホントにやる気あるんだろうか?と思っていましたら、衝撃的な本日のニュース 万博協会は「まともなやり取りできぬ」…業界の懸念放置・事務総長は「秘密主義」【読売新聞】 2025年大阪・関西万博で、海外パビリオンの建設準備が遅れている問題を巡り、運営主体の日本国際博覧会協会(万博協会)の対応が後手に回っている。昨年9月の段階で建設業界から遅れへの懸念が伝えられていたが、本格的な対策を打www.yomiuri.co.jp万博協会は「まともなやりとりできぬ」いきなり、悪口。いきなり、批判・もうですね、これは、東京新聞とか文春とか赤旗とか政府批判紙の見出しどころか、紙の爆弾とかFACTAとか財展とか、じゃなかったら宮台さんと神保さんのvideonews.comとか、岩上安身さんのIWJかと思いましたよ。読売新聞です。つまり、保守公認、政府も書け!と認定のうえで出した記事でしょう。そして内容的には私が日刊ゲンダイの連載で指摘している情報の完全な裏打ち。森山意見の承認かつ補強です。それだけ深刻な事態だということ。そして、事実は小説より奇なり、真に滑稽な事態。中身はですね、パビリオンが間に合わないことについて、万博協会とゼネコンと参加国が互いに「お前のせいだ!」と言い合う泥沼劇です。 以下、記事中よりもっともホットな部分を抜き出します。 大手ゼネコンが加盟する「日本建設業連合会」(東京)の幹部は昨年9月、万博協会を訪れ、「開幕に間に合わなくなりますよ」と遅れへの懸念を指摘していた。ところが、協会は「あくまで建設会社と各国の話」との姿勢を崩さず、積極的な関与を避けた。パビリオンの独自性に配慮して各国が計画を提示するのを待つ状態が続いた。協会が建設業者への発注代行という対策を参加国に提案したのは今年7月7日で、結果的に10か月「放置」された。 日建連の宮本洋一会長(清水建設会長)は同月21日の記者会見で、「こんな状況になっているのが大変残念だ」といらだちを隠さなかった。 協会の石毛博行事務総長(72)は「(参加国には)準備期間が短いので、早く準備してくださいと口酸っぱく申し上げてきた」と説明するが、参加国の認識は異なる。 タイプAを出展する国の担当者は「着工時期の期限は明示されず、『急いでほしい』という強いメッセージがあったとは受け止めていない。遅れの責任が参加国にあるかのような主張は理解できない」と訴える。 いやあ、実に分析しがいのある内容です。まず、順番にみていきましょう。大手ゼネコンが加盟する「日本建設業連合会」(東京)の幹部は昨年9月、万博協会を訪れ、「開幕に間に合わなくなりますよ」と遅れへの懸念を指摘していた。日本建設業連合会というのは、日本の建設業界の連合会、いわば日本の土建屋すべての総会みたいなものです。役員 | 日本建設業連合会一般社団法人日本建設業連合会(日建連)は建設業界を代表する団体として、建設業に関係するさまざ続きをみる
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