大阪万博でパビリオンの建設が間に合わないんじゃないか?という多くの報道ですが、実際は、パビリオンの形式が次の3つだということです。 Aパターン出店国が、敷地を借りて自分たちで設計会社と工事会社で家を建てる。Bパターン不動産屋の指定工事会社制のように、出店国が要望を伝えて注文建築を建てる。Cパターンアパート、マンション、長屋店舗などのような間借り形式で内装する。このうちAパターンの自力設計・自力建設の申し出が届いていない、ということ。で、BやCならまあ、まだ間に合うんじゃないの?ということです。特に、Cパターンならば全然、大丈夫じゃない?と思われるのですが、ちょっとショボ過ぎない?ということでした。これなあ、パビリオンとしてどうなんかなあ。まんま、ガレージハウスじゃんね。 ヴィンテージカーとか、趣味の車を保管したり、車好きで集まったりできるガレージハウス自体が悪いわけじゃないですが、そういえば、私の知り合いの工事会社は大型のバンが止られて、しかもさらに前に自家用車も止められて、資材も置けて上で事務所や寝泊りできるから、ガレージハウスは相当便利だよ、と言ってました。確かに、そうでしょう。工事会社の事務所にはピッタリだと思いました。 タイプAで百花繚乱の建築デザインを競い合うのは、もう時代的にどうなんかなあ、と思いますね。前回のドバイも前々回のミラノも、建築デザインそのものが話題になったり、建築史的な名作になったりという話を聞続きをみる
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