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Channel: 建築エコノミスト 森山高至「土建国防論Blog」Powered by Ameba
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早大エクステンションセンターでの講義 「げんだい建築考」②

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早稲田大学エクステンションセンターでの講義の2回目

げんだい建築考  
社会における建築の意味・価値を考える


【主な講義内容】
・「建築」と「言葉」 ― メディアとしての建築、建築のコミュニケーション機能
・「建築」と「かたち」 ― 世界共通の建築のカタチとは
・「建築」と「素材」 ― 木と土か石、現代では?
・「建築」と「歴史」 ― 社会的背景に影響をうけ、また影響を与える建築
・「建築」と「世界」 ― グローバル化に相反し、風土に合わせる建築の世界

今週はお休みですが、前回第2回目の講義のレジュメを掲載しておきます。

「かたち」の美しさとはどこからくるのか?という内容です。

「美しい」は感覚的なものであり、定量化出来ないと思われがちですが、美しさの根底には「快感」があり、快感とは「分かる」、「理解できる」ということからやってきます。

なぜ、分かることが快感であるのか?というと、美を最新の脳科学では、情報処理速度と結びつける理論があります。

雑多な情報を整理することで、情報処理が楽になりストレスが解消される、つまり「分かる」ということは「安心」であり、危険や混乱を察知ることにつながっています。

「美しさ」とは「分かる」ことです。



ここまでが講義の前半です。
後半の重要な理論は受講生の方々だけへの秘密です。

そのうち、まとめてみたいと思います。


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