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安藤忠雄研究5

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安藤忠雄研究1 「安藤忠雄」がもはや、ひとつのジャンルである。
安藤忠雄研究2 「安藤忠雄」は実は独学ではない。水谷頴介さんが師匠
安藤忠雄研究3 「安藤忠雄」の先行者たち。RC打ち放しの先達三人衆
安藤忠雄研究4 「安藤忠雄」のキャッチフレーズ、「都市、個人、光」とは


安藤忠雄研究の5です。

今、発売中の建築専門誌「GA JAPAN」の132号でビックリすることが起きました。それは連載記事「二川幸夫の眼」に鈴木恂先生が登場されていることなんです。

このGA 132はですね「買い」なんです。

今、卒業設計や卒業論文を作成中の建築学科の学生は、こんな俺のブログを無料で読んでいる場合ではないんです。
すぐ買いに走ってください。

お正月の放映された番組「建築は知っている」にも登場されている藤村龍至さんと隈研吾さんが、日本の建築界の今と将来を占うといった趣旨で対談されているだけでなく、安藤忠雄さんの上海の劇場と磯崎新さんの上海のホールが並んで掲載されているという号なのですが、槇文彦さんや谷口吉夫さんの新作は次号で紹介するのでしょうか。
だとすると、編集方針だけで現状を批評していこうという意味で、凄い詰将棋というか詰め碁のような展開になるのですが。

GA JAPAN132
http://www.ga-ada.co.jp/japanese/ga_japan/img/ad/201412_GAJ.jpg



鈴木恂が二川幸夫を語る!といわれても、建築関係者以外、いやいや建築関係者であってもかな~りマニアックな意匠作家主義者、しかも鈴木恂氏が若手建築家の超絶ホープで建築雑誌をガンガン賑わしていたのは30年も40年も前のことでもあるし、なんのことやら、ですよね。

しかし、今の建築学生たちでもGAギャラリーはよく知っていると思うんです。
鈴木恂氏はこの建物の設計者です。
そして、幾何学的純度の高いRC打ち放し建築を日本で初めて実現したひとです。


その鈴木恂先生は私の大学時代(建築学科)の恩師でもあるのですが、建築写真家で編集者でもあるGA創業者の二川幸夫さんとの蜜月時代のお話しを決してされたことがなかったんです。

これは凄い謎でした。
また聞ける雰囲気ではなかった。


また、続きを書きますね。









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