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Channel: 建築エコノミスト 森山高至「土建国防論Blog」Powered by Ameba
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新国立競技場問題・史上最悪の作戦に向かう⑥

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JSCによる非公開説明会における安藤忠雄氏の非常に不誠実な発言について詳細に見ていったわけですが、その場しのぎをしてしまったことによってかえって窮地に陥りはじめています。

前回、「世界の安藤忠雄大脱走ショー」になっている、と言いましたが
なぜ、そこまで逃げる必要があるのか、、、

自分で決めたことを、みんながいいといったとか言い出したり
自分が押した提案を、急に和田先生にご裁可とか言い出したり
来てもない審査員たちに、電話という証拠が残らないかたちで、ご評価いただいたとか言い出したり

なぜ、そこまでトーンが変化しているのか、、、
というところにぜひ皆さん注目していただきたいのです。

なぜなら、
たとえデザインについて反論があろうとも、
付近住民から反対があろうとも、
他の権威ある建築家から叱責されようとも、
安藤忠雄氏が、ここまでぶざまに逃げたことはないからです。

これまでなら、
みなさんが反対されようとも私の一存で決めた。
他の審査員を説得してでも自分の意思を通した。
とか言う人なんですよ。

普通だったら5月28日の基本設計発表のときに、
ドヤ顔して出てくると思うんです。

こんな感じで



で、
絶対他の人と話し合ったとか、
みんないっしょにとか、言わない人なんです。
俺が俺がの人、
コンペのスタート時にはさっそうとガンガン一人で出てたでしょう?

そしてザハに決めた~!のときなど、
発表の場に、たのみの和田先生も内藤先生も皆もいなかったじゃん。
なんや、シャツのボタンもガンガンガンと3つも開けてかっこええやん。


それが、今回、そうしないのか、、、
建築の法律にもかかわる説明においてマスコミ取材時にも

JSCの理事を放置プレイにしているのはなぜなんだ。


新国立競技場、僕は以前からダメだ、と言っていますが、
安藤氏も、とうとうヤバイんじゃないかとわかったんだと思うんです。

だから、なんとかならないか、、、
もはや元のデザインのコンセプトなどどうでもいいから、
建ててくんねえと、自分がヤバイと、、
それで頭がいっぱいなんじゃないかと思うんです。

いやいや、自分のことなど、もういいから

広く国民のこととか、日本の建築文化のこととか、東京オリンピックのこととか、実施設計のこととか、施工方法のこととか、
もっと大局観をもってくれよ

これじゃあ太平洋戦争中の軍部の思考パターンになってますよ。

つづく











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