本日、マンガ学会大会にて論考を発表します。
マンガにおける都市構造とエネルギー
「AKIRA 」におけるネオ東京の都市構造とその破壊、
巨大災害と原発事故
と題してですが、以前より大友ファンの間でいわれていたのが、
「AKIRA」は予言の書ではないか、、というもの。
翌年に東京オリンピックを控える2019年という設定だったのです。
日本マンガ学会 第14回大会
(京都精華大学・京都国際マンガミュージアム)
6月28日(土)京都精華大学
13:00-17:00 口頭発表
マンガにおける都市構造とエネルギー
「AKIRA 」におけるネオ東京の都市構造とその破壊、
巨大災害と原発事故
と題してですが、以前より大友ファンの間でいわれていたのが、
「AKIRA」は予言の書ではないか、、というもの。
翌年に東京オリンピックを控える2019年という設定だったのです。
建設中のスタジアムが登場していますが、
なにやら奥のスタジアムのデザイン、どっかで見たことがあるような、、
発表内容はネオトウキョウと産業計画会議のネオ東京プランの比較や
アキラ全編に流れるそのリアリティを支える背景の都市表現について、
同時に、その災害表現についてです。
非常に躍動感を感じる大友マンガなのですが、意外とコマ数は多くないのです。
しかし、引きのロングショットと極端な寄りのアップを、小気味よくつなぎ合わせることで、読んでいるこちらが画面の中に入ったり出たりして、前後を脳内でつなぎ合わせて成り立っているです。
都市の破壊表現では、きっっちりパースを取ってあることがわかります。大友先生はもはや都市計画デザイナーであり建築家でもあるのです。
日本マンガ学会 第14回大会
(京都精華大学・京都国際マンガミュージアム)
6月28日(土)京都精華大学
13:00-17:00 口頭発表