新年あけましておめでとうございます。
2014年は甲午(きのえうま)です。
まず甲ですが、これは十干でいえば最初の象、10年単位の始
まりの年です。
ちょうど亀の甲羅を象ったとか種子の殻をイメージしたとか言われております。
十干は植物の成長の栄枯盛衰を前提としているといわれていますが、
「ここには種がアル」というのが趣旨です。ただ、なんの種かは分かりません。
午は「忤」は「つきあたる」「さからう」の意味と言われており、
草木の成長が極限を過ぎて衰えの兆しを見せ始めた状態と言われており、
子午線の午、午前午後の午でもあるようにここからは何かがか切り替わるラインを示しています。
つまりは、「何かの種子が生まれ、そして切り替わる時」です。
何が生まれ、どう切り替わるのか分かりませんが、
ちょうど前回60年前の甲午は、
映画「ゴジラ」が生まれテレビ放送の本格的開始の頃でした。
ゴジラが登場にはビキニ環礁の水爆実験による第五福竜丸の被爆事件なども、
当時の世相の背景としてありました。
前年から始まったTV放送、街頭テレビの様子。
世界のクロサワを決定づけた映画「七人の侍」もこの年です。