新国立競技場の建設コンペをめぐる議論について 1
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今日のTwitterのTLに数多く流れていたのが
東京五輪メイン会場「新国立競技場」何をもめてるの?
と題して以下の記事
2020年の東京五輪でメイン会場となる予定の新国立競技場ですが、デザイン、安全、費用などの面で論議が沸き起こっています。なぜでしょうか。
・・・争点の一つは、「こんなに大きな施設が必要なのか」ということです。
槇文彦さん(85)も、産経新聞(10月9日付)のインタビューに応え、「無論、私は五輪そのものに反対なのではない」としたうえで、次のような疑問を呈しています。
「華やかな五輪の17日間の後も、競技場は50年、100年と世代を超えて維持管理し続けなければならない」
「なにしろ東京ドームの約1.5倍の人数、恒久的に8万人を収容できる巨大施設である。東京ドームならプロ野球試合をはじめ一定の需要が見込めるが、8万人を満たすパフォーマンス(ロックコンサートなど)はそう頻繁に行われるとは思えない」
槇氏はこのほか、周囲の道路アクセス能力などから、災害時に8万人の観客をスムーズに周縁に誘導できるのかといった、安全性の問題についても言及しています。・・・
・・・また、オリンピックのメイン会場という国家的なプロジェクトであるにもかかわらず、情報公開や国民の声を反映させる手続きが不十分な点についても疑問の声が上がっています。・・・
・・・国立競技場を管理運営する独立行政法人・日本スポーツ振興センター(JSC)は、2012年3月、計画の内容を検討するため、「国立競技場将来構想有識者会議」を設置しました。メンバーは佐藤禎一元文部次官をトップに、猪瀬直樹東京都知事や竹田恒和日本オリンピック委員会会長ら政界、スポーツ界関係者ら14人で、建築関係の専門家は、建築家の安藤忠雄さんだけでした。・・・THE PAGE
http://thepage.jp/detail/20131121-00000001-wordleaf
えっ?建築関係の専門家は安藤さんだけ?
これもビックリする記事でした。
なんか、昨日のTLで建築関係者?ジャーナリスト?の日記の一部なるものが流れていたんですが、その真偽のほどはわかりませんが
いわく
神宮前日記より「安藤忠雄さんから電話が入る。新国立競技場の件について質問する。当初のプログラムは文科省からの天下りで審査員が口を挟むことはできなかったそうだ。だとすれば安藤さんには何の責任もないはずだ」
さらに
神宮前日記より「僕としてはそもそも新国立競技場問題は賛成派か反対派を問わず公開で議論すべき問題であり建築界だけでなく広く社会に伝えるべきだと考えたのだがそのことに抗議するとは槇さんも意外に狭量である。陳謝のメールを送ってはみたものの何となく腑に落ちない対応になった。」
なに言ってんだ?この人
安藤さんから電話で愚痴を言われるほどの自分です、、とか言いたいのか
意図的に、すべては文科省のせいです、、とリークしようとしているのか、、
『安藤さんになんの責任もないはずだ』?
『槇さんも狭量だ』?
安藤さんが文部科学省の誰かのいいなりになってしまったんだって、
槇さんの料簡が狭いんだって、
事態のどこをどう見たらそんな風にとらえることができるんだろう?
ゼネコン関係の人なんですかね。
と思っていましたら、11月20日のコメント欄に次の情報がありました。
建築家の難波和彦さんの日記の一部だそうです。
(難波さんは安藤さんが東大を退官された後に研究室を引き継がれた関係もあるということでしょう。槇さんが狭量というのは、槇さんが難波さんのみに送ったつもりの賛同の誘いを、各位となっていたことで他の人に転送したため、苦情があったことについて狭量という意味だそうです。)
さて、コンペ審査の前にそもそも建て替えか改修かも含めて審議したという
「国立競技場将来構想有識者会議」なるものがどういう組織なのか、
そのメンバーは、文部科学省HPから過去報告書をさんざんあさっても、
なっかなか資料が見つからなかったのですが
やっとそのメンバーを見つけることができましたよ。
文部科学省の予算報告書を見るとこの会議に、
予算1億ついてたみたいです。
独立行政法人日本スポーツ振興センター 2/2 (PDF:846KB)
独立行政法人日本スポーツ振興センター (PDF:1341KB) - 文部科学省
設計料なんかも決まってるみたい。
10-1 平成26年度 概算要求主要事項1 (PDF:1465KB)
国立競技場将来構想有識者会が発足
東京都が招致を目指す2020年夏季五輪のメーン会場に想定されている国立競技場の将来的な活用策などを検討する「国立競技場将来構想有識者会議」が2012年3月6日発足した。
委員長には佐藤禎一国際医療福祉大大学院教授が就いた。施設を運営する日本スポーツ振興センターが設置した組織で、委員には建築家の安藤忠雄氏、石原慎太郎都知事ら14人が名を連ねる。同競技場は19年のラグビーワールドカップも視野に、改築して大規模化される予定。会議ではこれらの大会終了後も見据え、有効利用のあり方を検討していく。
国立競技場(新宿区霞ヶ丘町10-2)は、収容人員を現在の5万4000人から8万人以上の規模に拡大するため、改築が検討されている。
所管する文部科学省は、12年度予算案に調査費1億円を計上。
20年五輪の東京招致委員会は、改築費用を1000億円と見積もっている。
改築に当たっては、全天候型ドーム構想も浮上している。
現在の敷地面積は約7・2ha。
スタンド規模はRC一部S造5階建て延べ2万5346㎡で、1958年に竣工した。
設計は建築家・片山光生が手掛け、大成建設が施工した。
有識者会議の委員は次のとおり(敬称略)
安西祐一郎(日本学術振興会理事長)
安藤忠雄(建築家)
石原慎太郎(都知事)
遠藤利明(20年オリンピック・パラリンピック日本招致議員連盟幹事長、衆議院議員)
小倉純二(日本サッカー協会会長)
河野洋平(日本陸上競技連盟会長)
佐藤禎一(国際医療福祉大大学院教授)
鈴木寛(スポーツ議員連盟幹事長、参議院議員)
鈴木秀典(日本アンチ・ドーピング機構会長)
竹田恆和(日本オリンピック委員会会長)
張富士夫(日本体育協会会長)
都倉俊一(作曲家、日本音楽著作権協会会長)
鳥原光憲(日本障害者スポーツ協会会長)
森喜朗(日本ラグビーフットボール協会会長、衆議院議員)
建設通信新聞
http://kensetsunewspickup.blogspot.jp/2012/03/blog-post_4394.html
建築関係の専門家は安藤さんだけっていうのは本当でした。
基本みなさんスポーツ関係とかの方々がメインですね。
というより、なぜこの根本的な基本方針を話し合うという組織のメンバーがこんなんなんだろう。
都市計画の専門家もいない、建築学会の会長とかもいないし、環境関連や防災の専門家もいない。
第一、座長の方がどういった方なのか国際医療福祉大という組織は九州の大川にある高木病院を母体とするようなんですが、そこがどう国立競技場の将来構想とからむのか。
都倉俊一さんもJSRACの会長ということですが、そこがどう国立競技場の将来構想に関係するんでしょうか、ジャニーズのコンサートには関係するんだと思いますが。
まったくわからない。
このメンバーでは、やっぱり建築にからむことは、
コンペの開催前から安藤さんの意見じゃないですか。
文部科学省からの天下りによって口をはさむことができない、、ってどの口が言ってるんだろう。
それとも、この14人のメンバーは文部科学省がもってくる書類に判子を押す役目しか、与えられなかったとでもいうのでしょうか。
もし、そうなら世界の安藤さん!どうか堂々とそう発言してください。
「文部科学省の役人と天下りに脅されて何も言えなかったんだ、ヤツらはとってもヒドイんだ」と
それならそれで、国土交通省も含めて建築業界全体で一丸となって、文部科学省を攻めるべきだと思います。
ほんとに、東京五輪会場の新国立競技場、なんでもめてんだろう?
またマクラが長すぎて本題にいけなかったので、続きは明日。
明日で最終にします。
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