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Channel: 建築エコノミスト 森山高至「土建国防論Blog」Powered by Ameba
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大阪万博でAタイプパビリオンの相談を受けたんだが③

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夢洲にかかる橋、夢舞大橋は橋脚が水に浮いている橋で、実際は船なんだと、製作も三井造船であったの続きです。図面もありましたよ。諸元はこうです。橋の長さ876.6メートル、路面からの高さ30メートル近くありますね。総重量はというと、2万5271トンです。東京タワーが4000トンといわれていますので、その6本分に相当します。 橋って重いんですねえ。 橋は自分の重さだけでなく、そこを通る車両の重量も支えなくてはいけません。それだけでなく、横から受ける風とか、地震とか、そういう力にも耐えなければいけない。人間でもそうですが、荷物を持ったりしていなくても自分の体重を支えなくてはいけない。つまり、存在するだけで支えている重量を「固定荷重」といいます。普段重さを感じなかったのに、太ってきたりすると、よっこいしょと、なにかの拍子に自重を感じるでしょう?それは固定荷重が増えているからです。次に荷物を載せるとき、建物では家具とか設備とか建築そのものではないが、置いておくものそれを「積載荷重」といいます。 では、橋はどうなんでしょうか?橋は、自重以外では通り抜ける人や車両を支えます、が、その荷重は動いていますよね。動く荷物はけっこうやっかいなんです。活動する荷重?という意味なのか「活荷重(かつかじゅう)」といいます。橋全体で考えると、上図のように全体の荷重で大きいけど左右でバランスしている続きをみる

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