昨日の今日ですが、大阪・関西万博に関する関係者会議です。 令和5年8月31日 大阪・関西万博に関する関係者会合 | 総理の一日 | 首相官邸ホームページ岸田総理は、総理大臣官邸で大阪・関西万博に関する関係者会合を開催しました。www.kantei.go.jp ジャイアントおかだ万博大臣も出席されていますが、岸田大臣が前面に立って事態の収拾をはかるということで、いよいよテンパってきてますね、日本政府。その一方で、地盤問題で頓挫しそうな夢洲問題をつくった大阪維新はこうですよ。 維新・馬場代表「大阪の責任ではない」の他人事感 国会で万博誘致を求めたのをお忘れ?|日刊ゲンダイDIGITAL パビリオン建設の遅れなどが問題視されている2025年大阪・関西万博をめぐり、日本維新の会の馬場伸幸代表(58)が...www.nikkan-gendai.com 「大阪の責任とかそういうことではない」などと発言。たしかに、大阪の責任ではない。大阪は、本日も通常営業で楽しくやってる、美味しくやってる。わたくしの友人のカナダ人建築家もOSAKAが好き。お好み焼きが好き、たこ焼きが好き、串揚げが好き、商店街が好き、です。 そういう意味では、大阪万博は決して悪いわけじゃない。むしろ、みんな歓迎。ただし、夢洲はダメ。地盤がダメ、杭打ちがダメ、ズブズブ、沈下。これは常識になりつつありますよね。 だから、大阪万博の問題を生み出しておきながら、何を言ってるんだ?馬場代表!ってことです。一方、岸田首相の発言はこうです。ちょっと詳細に見ていきましょう。黒文字が岸田首相の発言、青文字が私の解説です。 「2025年の大阪・関西万博開催まで、いよいよ600日を切りました。その中で、建設土木業界全体の人手不足や資材価格の上昇などにより、海外パビリオンの建設や会場インフラ整備の遅延など、さまざまな課題が生じています。万博の準備は、まさに胸突き八丁の状況にあります。いきなり、核心。岸田首相わかってます。600日を切ってしまった=時間がないにもかかわらず、建設業界の人手不足資材の高騰パビリオンの建設が遅れている。夢洲への下水や電気、鉄道や道路を含めたインフラ整備も遅れている。私のブログ記事や先日のテレ朝モーニングショーとまったく同じ意見です。岸田首相もしくは首相側近かご家族が、きっと私の記事を読んでると思います。 そして、「胸突き八丁」。胸突き八丁とは、「物事を成し遂げるうえで一番苦しい正念場のこと」を指します。これも、私が先月来、ヤバいよヤバイよ、と言ってることと一致しますね。 極めて厳しい状況に置かれていることを改めて直視し、正面から全力で取り組んでいかなければなりません。そのとおりです。いわずもがな、です。本日、こうした形で関係者の皆様方にお集まりいただきましたのは、まずこの危機感を政府、大阪府、大阪市、万博協会、そして経済界が共有するためのものであります。そして岸田首相、激怒です。「大阪府、大阪市、万博協会、おまえら危機感持ってんのか!?」です。御意!おっしゃるとおり、です。そして、これまで以上に緊密に連携し、まさにオールジャパン一丸となって成功に向けてラストスパートをする決意を確認するためのものであります。いやあ、ラストスパートというか、まず最初のスタートが切れていないんですよ。万博の成否には、国際社会からの日本への信頼がかかっています。私は内閣総理大臣として万博成功に向けて、政府の先頭に立って取り組む決意であります。おおー、責任者宣言。これまで電通が消えて以来、誰も仕切ってなかったですから、ナイスです。 会場建設及び海外パビリオンの建設について楽観できる状況にはありません。関係省庁を挙げて参加国、政府、建設事業者それぞれとの意思疎通をさらに強化し、契約締結に向けた取り組みを加速していく必要があります。続きをみる
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