真国立競技場計画がなぜ最速の計画かというと、 まず、第一段階は初代国立競技場の復元です。
それは、建築許可に関する部分がいったん最少だからです。
南北に128間(1間=1.8m)、約230m
東西に10間、約18m
面積4140㎡(1250坪)の平屋建てコンクリート建築
すぐに建つ、こんなもん。
都市計画許可上も、小さい建物になるから判断安全側。
変更も早い。
建築の許認可も早い早い、民間のERIとかビューロベリタスとかに持ってくだけ。構造審査もすぐ終わり!これに関してだけは!
1250坪のRC建築だったら、まあ坪100万円もみときゃ十分でしょう。
いくらだと思います?12億5000万円。
斜面地の整備とかもあるとしても、とりあえず50億円くらいで出来る!
即着工。
で、時間稼ぐ。
工程表はこのようになります。
その許可は最速で取ります。
たぶん3か月くらい。
で、すぐ着工する。躯体だけなんだから図面もあるんだし。
で、その間この躯体と配置を活用しながらこの初代をどのようにバージョンアップが可能なのかをみんなで考える。
コンペしてもいいでしょう。
増築バージョンアップの設計に1年かけて、
その間初代国立競技場は活用する!
スポーツや五輪イベントやコンサートにも!
学徒動員の鎮魂や終戦記念日に国民全員で哀悼する。
そうして初代国立競技場ありがとうイベントをやって、バージョンアップ工事を開始する。
バージョンアップ工事中にテナントや活用方法等についても議論する。
間に合わないどころか、2018年中に出来上がるかもしれません。
では、どのようにバージョンアップするか!
そこでふたたびこの外苑空撮を眺めていたんですが、
左奥のところに橋がかかっていますよね。
これは今でも残る千駄ヶ谷駅前の橋です。
その周辺に川に沿うように民家が並んでいる。
で、もう少し寄ってみると
川からもけっこう距離がある。
むしろこの川沿いにも森があったのかあ。
こんな佇まいなんではないでしょうか
現在の空撮に載せてみましょう。
つまり、このファサードは通りから結構引っ込んだところにあったわけです。外苑西通りに面しない。
外苑西通りまで100メートルは離れている。