平成が生んだ、生もうとしているキチガイ建築・新国立競技場についてですが、
キールアーチとタイバーについてさらに掘り下げていきたいと思います。
そういえば、国立競技場の地上部構造がほぼほぼなくなったと聞きます。
解体始まったころには、結構かかるんじゃないの?
と思っていましたが
いまは、もうこのとおり
ほぼ更地です。
日本青年館がよく見えておりますが、この日本青年館も取り壊すんですよね。
日本青年館がどういった経緯で建てられたものなのかについては以前解説したとおりです。
東京の森④競技場の話
これを読んでいただければ、なぜ文科省の外郭団体であるJSCが我が物顔でこの辺を自由に触りまくっているのか、まったく理解できないことが分かっていただけると思います。
多くの批判の矢面に立っているJSCですが、本来JSC単独で全部決められるわけではないのです。
俗に「フロント」とか「企業舎弟」とかいう用語を聞いたことがないでしょうか?
元々はある種の専門用語でしたが「闇金融ウシジマくん」や「東京闇虫」「ギャング―ス」といったようなアンダーグラウンドにおける社会悪といったリアリティを描いたマンガの登場で一般にもよく知られるようになりました。
闇金ウシジマくん
東京闇虫
ギャングース
かっての犯罪ドラマはもっと悪が単純でしたから、警察と暴力団の抗争も勧善懲悪でしたよね。
刑事ドラマ「太陽に吠えろ」なんか見ててても
ボスが 「何?アイアシー産業は企業舎弟?」とか
山さんが取り調べで「お前はただのフロントだってことは分かってるぞ」
とか聞いたことなかったですもんね。
そう考えてみれば、この30年間で本当に社会悪は見えにくくなった。
最近ではタイアップ記事やバラエティ番組をつかって、最初はむしろ良いモンとして悪が堂々とマスコミに登場して人生を語ってたりする。
本体は後ろに控えて、裏で前面の組織をコントロールしていく仕組みが発達したんですね。
つづきは後程